16日、憲法改悪に反対する団体が共同で県民集会を県庁広場で開催。500人が参加しました。憲法を守る3000万人署名運動が進む中で、県内では3年ぶりとなる県9条の会、憲法を活かす会、憲法を守る学者研究者の会の3者共闘が実現し共催で開かれたものです。
共産党の岩渕友参院議員も来賓あいさつし、国会情勢、福島第二原発廃炉の検討を東電が表明したことなどにふれて、県民の闘いが安倍政権と東電を追いつめていることに確信をもって頑張ろうと参加者を励ましました。
各団体からの報告で、民医連の北条会長は、小児科医として子どもの人権が奪われる痛ましい事件が相次いでいる事と、命や暮らしを粗末にする制度はつながっている事と指摘。乳幼児の死亡率は減少しているが、唯一増加しているのが子ども、青少年の自殺だと述べ、国は国民のくらしや命を守るためにもっと予算を振り向けるべきであり、軍事費を増やす時ではないと力を込めた訴えは、参加者の涙を誘い感動をあたえました。憲法の各条項が生かされる政治をとの訴えは、それぞれ説得力を持って響く内容でした。