宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

21日、阿部県議が任期最後の代表質問。安倍政権に対峙し県民生活守れと知事に迫る。国保税子どもの均等割廃止は10億円でできる。

 21日、阿部県議が最後の代表質問。今日はあでやかな着物姿で登壇でした。消費税増税年金問題、最賃引き上げ、原発問題いずれも知事や各部局長の答弁は、まるで他人事のように冷たいものです。県の高校の統廃合問題が党派を超えて地方の大問題になっていますが、教育長はあくまで計画を推進する立場を変えようとせず、県民の意見は無視です。国でさえ県民から反対されればモニタリングポストの撤去を見送り、除去土壌の再生利用の実証事業も頓挫せざるを得ないのに、福島県の姿勢は県民不在そのものです。

 県内の国保税のうち子どもにかかる均等割りの総額は10億円と答弁。10億円あれば全額免除できます。市町村と折半なら5億円で可能に。日本一子育てしやすい福島県を目指すのなら、子どもの数が多いほど税負担が増える均等割りの廃止はすぐにでも実施すべきです。福島市は1億円、県と折半なら5千万円でできます。問題は本気で子育て支援に取り組む気があるかどうかです。

 伊達市伊達郡から50人を超す傍聴者が質問を見守りました。阿部さんお疲れ様でした。

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