宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

21日、22日と松川事件70周年集会、1日目のみ参加。2日間で1300人の参加に

 1949年8月17日に起きた松川事件。列車転覆で3人が死亡した事件を引き起こしたのは共産党関係者だとして死刑判決が下されましたが、公正な裁判を求める国民的な運動で全員無罪を勝ち取った闘いは、今も松川に学ぼうと語り継がれるように闘いは裁判所の外の運動が、隠されていた新証拠「諏訪メモ」を提出させ、無罪を勝ち取る決定的な証拠資料となりました。

 記念講演した映画監督の周防氏は、日本の裁判制度に冤罪を生む温床があり司法改革が不可欠だと力説しました。被告の中の生存者は2人だけに。阿部市次さんが参加して挨拶しました。無罪確定しても真犯人が捕まったわけではありません。政権が代われば真犯人を明らかにすることもできると話していた松本善明さんも亡くなられ、当時を知る人が少なくなっていきます。

 全国から2日間で1300人が参加。福大の一番大きな教室は入りきれずに第二会場が設けられました。二度と冤罪を繰り返させてはなりません。

f:id:m-sizue:20190924154743j:plain

f:id:m-sizue:20190924154814j:plain