宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

12日、企画調整部審査。避難者カルテの作成を要望

12日、企画調整部審査。

 避難者支援は、これまでの施策の継続です。大熊双葉の借り上げ住宅件数見込みは千戸とのこと。県が住宅打ち切りとの関係で戸別訪問し把握した情報を、避難者支援に生かすため、避難者カルテを作るべきだと求めました。担当課は、個別情報の共有化は図っていると答弁していますが、有効活用されているのかは疑問が残ります。

 再エネの推進については、大規模設備設置に係わって県内各地で住民から環境破壊を懸念する声が上がっている現状を踏まえた県の取り組みが必要と指摘。新年度の太陽光発電設備補助は4千件、蓄電設備補助は千件を見込んでいるとのこと。この補助を更に拡大すべきと求めました。

 また、水素エネルギーの活用では、県有施設での利用を進めたいとして、県営あづま運動公園内での利用を検討していると答弁。しかし、大量の利用は見込めないことから、水素エネルギーについては慎重に対応すべきだと求めましたが、再エネさきがけの地を目指す県としては推進する姿勢を変えようとはしません。

 双葉町に設置した伝承館の運営をイノベ推進機構に指定管理することについて、自然災害と原発事故の複合災害の特性を踏まえた学芸員の配置をすべきと求め、イノベ推進機構は適切とは言えないと指摘しました。