宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

18日、佐々木市議とともに高湯観光協会と懇談。

 市内3温泉地の一つ高湯観光協会と18日懇談。佐々木市議とともに事務局長さんからお話を伺いました。高湯温泉は11件の旅館組合。乳白色のかけ流しの温泉で、かつては60から70代の客層が多かったが、「ザ温泉」のイメージで人気が高く、最近では40から50歳代に移り利用客も増加していたと言います。

 2月末の国の自粛要請からキャンセルが相次ぎ3月初めまでで1246件となり、その後は予約自体がなくなりカウントしていない。前年同月比では3月が35%、4月は52%、5月は47%のマイナスになっている。5月のGWの予約は入っているところもあるが、関東圏からのお客が7割を占めており、受け入れていいものか迷っている旅館が多いと話します。

 既に貸し付けを利用しそのお金も底をつく状況となり、休館にするところも出ている。見通しが立たないのが一番不安だが、運転資金の借金はしたくないが、金融公庫の審査も厳しくなっていると言います。当面の固定費の支払いを何とかやりくりする必要があり支援が欲しい。温泉使用料は湯主との個別契約だが、既に軽減している湯主もあるとのこと。コロナが収束すればお客が戻ってくるので、再開時のためにも従業員は解雇せずに抱えておきたい。そのためにも雇用調整助成金を早く出してほしいというのが切実な要望だと言います。

 貸し付けの申請金額は2000から3000万円で、国の中小事業者への200万円の給付金はない寄りましたが桁が違う、とにかく速く現金が手元に届くようにしてほしいとの要望が寄せられました。

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