宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

2日、県立医大の事務局と懇談。県の医師対策奨学金が生活の支えに

 2日は県立医大学生のコロナ対策について、事務局と懇談。現在の在学生は大学院生を含めると1400人、医学部794人、看護学部341人だが、医学部は7割が県外、看護学部は3割が県外出身。バイトする学生は元々多くはなく、医師確保のための奨学金が県のものばかりでなく県外も市町村や病院が行うものなど多様にあるため、比較的生活に困窮する学生は少ないと言います。県の医師確保奨学金は地域枠で月15万円、一般学生の奨学金と比較すると金額が大きいものです。渡利にある学生寮は84人の定員ですが、空きがある状況とのこと。

 生活に困る学生もいるため、教職員の寄付により基金を作って支援しているとのこと。国立大学も県立大学も学生支援のための財源は無いため、教職員の寄付に依存せざるを得ない現実があります。県内で学ぶ大学生は県内に留まる例も少なくないことから、を県がしっかり支援する必要があります。

 

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