宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

27日、桃の穿孔細菌病対策で県に申し入れ

 桃の穿孔細菌病が特に伊達群で大量発生している問題で、17、18日の現地調査を踏まえ、本日県に対策を申し入れました。県の報告では去年の5割程度から今年は7から8割の被害になっている農家もあるとのこと。福島市内では少ないものの、県北全体では桃は主力農産物の一つ、この被害は県北全体の地域経済にも深刻な影響が懸念されます。県の担当課は、県独自の経済的支援は難しいとしながら、来年以降の再発防止のため、消毒等の営農指導を強化する意向を示しました。

 被害が大きい農家には、果樹共済や収入保険制度による補填がありますが、加入していなければ何もありません。果樹共済は掛け金が高い、収入保険は青色申告が条件などいずれのハードルも高く、実際には補填される農家は少数にとどまるため、県独自の支援策の実施を求めました。

 

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