2日、知事申し入れの後、県衛生研究所を訪問しコロナ感染症の検査体制について伺いました。対応した所長、副所長は、現在のPCR検査に携わる臨床検査技師は9人と述べ、2人ペアの4ペアで検査に当たっており1日の可能検査件数は48検体とのこと。24件ずつで午前、午後約5時間かかると言います。保健所の検査依頼は基本的に断らないとしており、土日、祝日も休まず検査を続けています。PCR検査は臨床検査技師ならだれでもできるというわけではなく熟練が求められ、こまい手順を間違えないようにするために相当神経を使う作業だとのこと。もう少し手間のかからない検査機器が配備されると職員の負担は軽減できると感じました。 今の県の検査体制を大幅に増やすためには、検査機器だけでなく扱う職員の増員が不可欠です。衛生研究所に配置されているウイルス担当の検査技師は4人だけ、細菌担当が4人いて研修を実施してウイルス検査ができるようになったと。この職員体制の抜本強化が必要です。