16日、地震被害の大きい相馬市に入り現地調査。村松恵美子市議とともに市の総務部長から被害状況を伺いました。相馬市は地震発生から僅か23分で災害対策本部を設置、53分で避難所を設置したと報告されており、なぜ迅速な対応ができたのかと伺うと、職員が何度かの災害で訓練されてきたことが大きい。公務員としての自覚も強くほぼ全職員が市役所に集合し対応に当たったとのことです。立谷市長は、夜中に全市民向けに防災無線を使い被害情報を伝えたことは、市民の安心につながっていると言います。災害時のトップの姿勢の重要性を教えています。
市役所の裏にあるアリーナに設置した避難所には最大で92人が避難したが、現在は4人まで減少、一人でもいれば閉鎖はしない方針とのこと。避難所のパーテーションは天井がないもので、コロナ用に新たに購入したもので、早速活用できたとのこと。スポンド様の裏が付いた敷物を強いて使いますが、段ボールベッドは転落の危険がありそれよりは安全で使いやすいと話しています。
被害対応に要した費用と、罹災証明発行に必要な災害調査のための人員派遣をお願いしたいとの要望を受けました。
市内のいたるところにブルーシートの屋根が目立ち、被害が広範囲に及んでいることが分かります。
実は、昨夜の報道ステーションに立谷市長がリモートで出演、被災当時の様子を話していたのを聴いて、市の災害対応の早さに驚きました。そのことを話すと、全国からそのような反応が届いているとのこと。さすが全国市長会の会長と敬服です。