宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

南相馬市の除去土壌再生利用の実証事業、国が断念へ

 南相馬市の渡部市議から連絡があり、26日の全市議会員協議会で環境省が除去土壌再利用の実証事業は行わないことになった旨の説明を行うとのことです。住民の反対が根強いこの事業を強引に進めることはできなかったものです。

 それにしても、25日オリンピック聖火リレーのスタート地点となったJビレッジから出た大量の除去土壌は、どこで再利用されたのか、去年私が本会議で追及しましたが、県は今もって明らかにしません。今議会でも立憲民主党の県議がこの問題を質しましたが、県は知らないの一点張りです。Jビレッジを管理する財団の理事長は企画調整部の次長、知らないはずが無いのに、知らないことで押し通す方針らしい。これが復興五輪の実態だとしたら、何とも情けない。