30日の特別委員会では、原発事故避難区域の生の姿を全国の人たちに見てもらうことを、戦略的課題としてさらに取り組みを強めるよう求めました。産業振興に不可欠の人材確保、安心して働き続けられる環境整備のため、県が直接の賃上げ支援に取り組むべきと、他県の取り組みを紹介しました。
29日、福島市の学童クラブ連絡協議会30周年記念レセプション。
福島市の学童クラブ連絡会が発足から30周年となり、29日に祝賀会が開かれ出席。市長、子ども未来部長など市の担当者、県議、市議も多数参加しました。福島市は、民設民営方式をとっており、ようやく学校の空き教室が利用できるようになったのは最近のことです。
福島市のさきがけは、第三、第四、三河台、野田の4か所の留守家庭児童会で、市の施設を使って始まりました。しかし、その後橋が公共施設の利用を認めなかったため、渡り学童クラブキリン教室は、民間のお宅を利用して始まったもので、98か所まで増えました。国の補助対象も30人程度の児童がいることが条件でしたが、少人数でも補助対象にとの運動があり、私も議会で取り上げて市独自の補助基準も作られたのです。
学童クラブは 運営費が保育所などと比較しても少なく、現場に困難をもたらしています。児童福祉法に基づく市の委託事業にふさわしい位置づけをすべきです。保育料の負担軽減では、今年度から第一子から半額補助になりました。
27日は、浪江町の復興牧場建設工事、トルコ桔梗生産者、カントリーエレベーターを視察
27日は現地調査で浪江町の復興牧場、トルコ桔梗生産法人、コメの感想貯蔵施設カントリーエレベーターを視察しました。復興牧場は来年春の施設開設を目指し工事中。大規模な機械管理の酪農が中心施設で、24時間搾乳が可能とのこと。40頭が一度に搾乳でき、1回の搾乳にかかる時間は12分、24時間稼働です。1000頭を超える乳牛を飼う全国的にも大規模な施設。施設整備費だけで120億円を超えます。
トルコ桔梗の生産法人は、元気で長持ちする花を育てることで市場を開拓してきたとのこと。平和でこそ花作りが続けられますと話していたのが印象的でした。
カントリーエレベーターは、コメの感想と貯蔵を担う施設。貯蔵施設には大量の24年産米が貯蔵されていました。常時14度で温度管理されており、古古米でも食味変わらず食べることができるのはこの管理のためです。