14日、15日と大庭後援会企画の宮城県石巻市の被災状況の視察、石巻、一関両市で初めて県議議席を勝ちとった三浦さん、高田さん両県議から被災地を案内していただき交流しました。石巻市は、津波の犠牲者が3100人、行方不明が494人という大きな被害を受けた地域です。三浦県議の案内で、市内が一望できる日和山から沿岸部を見ると、集落が全く消えてしまった様子が見えました。原町の萱浜地区と同じでした。
瓦礫は、徐々に処理が進み始めていて、中間処理する焼却炉が3基設置され既に1基は稼働しているとのことで、福島の瓦礫が動かない状態とは異なり、復興の兆しが感じられます。ここでも請け負うのは大手ゼネコン鹿島建設。
写真上は、鹿島の中間処理施設、焼却炉は日本鋼管のもの、下は、右から三浦宮城県議、今回企画案内してくれた河野さん、佐藤真知子市議
三浦県議の案内で海岸沿いにある、食品加工会社の社長さんから当時の様子を聞きました。地震の後、53人の社員全員を帰宅させ、自分も避難しようとしたときに津波で車ごと流され、漸く車から脱出して掴まったのが鉄骨の建物の梁で、その建物の二階に住まいようの部屋があり、そこにあった洋服に着替えることができて寒さから逃れることができたそうです。
写真左が水産加工業をいち早く復旧し頑張っている(株)ヤマトミ社長
夜は、一関市に宿泊、高田一郎県議が交流会に来てくれて、岩手の復興の状況を聞きました。
歓迎の挨拶をする高田岩手県議
翌日、ぜんこく3大アジサイ園の一つみちのくアジサイ園を楽しみました。アジサイの珍しい品種も沢山あり個人管理の山とは思えない規模の大きさには驚き。15万株を一つ一つ色を保つように植えられたとのこと。当日は、杉木立にモヤがかかり絶好のアジサイ鑑賞日和でした。