今日の新聞報道で、８月末の全県の除染の進捗状況が掲載され、住宅除染の終了戸数は、４２０７戸になったことが明らかになりました。福島市は１３８８戸です。
報道では、計画戸数に対して、発注率は２３％、完了は４．５％としていますが、この計画戸数は、今年度の計画であり、除染が必要な全体計画ではありません。
県が大づかみで当初発表した必要除染戸数は、約６０万戸とされており、この必要数と比較すると除染の到達率は、０．７％に過ぎません。 なぜ除染が進まないのか、問題点を分析し、促進のために県がもっと役割発揮することが求められます。
何よりも国がお金の出し渋りをせず、実施主体の市町村が現場で必要と認めた方法を受け入れて、財政負担すべきなのです。
