只見川流域の豪雨災害について、東北電力と電源開発がそれぞれ10億円を拠出、20億円の基金が12月議会で創設されました。
昨日その配分と使い方を決める協議会が開かれ、初めて内容が明らかになりました。
関係市町村への配分金額は、只見町9億円、金山町9億円、柳津町1.1億円、会津坂下町0.3億円、三島町0.2億円、協議会が0.4億円となっています。
使途の大部分は、被災住民の生活再建支援事業で、被害区分に応じて、全壊、大規模半壊と半壊で解体した場合は1世帯1000万円、大規模半壊は500万円、半壊は300万円、一部損壊と床上浸水は100万円を上限に支援するものとなりました。
この災害は、発電用ダムからの放水による人災だとして、被災者の会の皆さんを中心に電力会社と県に対策を求めてきた結果、ようやくその方向性が示されたものです。これで完全補償となるのか今後住民の皆さんの意見を反映させることが求められます。