宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

除染シンポで、原子力学会、伊達市職員、二本松市復興支援協同組合からパネラーとして報告

 2月2日、福島市内で除染のシンポが開かれました。パネラーとして出席されたのが、県の除染アドバイザーも務める藤田玲原子力学会副会長、伊達市除染担当の半沢次長、二本松市復興支援協同組合専務の安斎一男さん。

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 除染は最大の公共事業ですが、単なる工事ではなくね汚染の実態に応じた除染方法が必要なのに、自治体は膨大な資料の提出を求め、その事務作業だけでも大変だとの事業者からの報告もありました。危険手当一日1万円が付く国直轄地域の除染も本格化しつつあるため、市町村実施の方に作業員が集まらない、ここにも危険手当を付けるべきなどの提案も出されました。

 終わってから、伊達市の半沢さんと話した中で、福島市の宅地内仮置きの方法はどうなのかと思うとの率直な意見もいただきました。

 福島市は、仮置き場の方針のボタンのかけ違いがあったのではないかと考えています。より狭い地域で自区内仮置きの方針を早くから打ち出していれば、或いはもっと早く仮置き場を決定できたのではないかと思います。現場仮置きでも、遮蔽措置を取れば影響はほぼなくなることも明らかなので、今の方法で推進するしかないと考えます。