写真は、中間処理施設、汚染水処理施設が併設された仮置き場
楢葉町は警戒区域で避難区域の見直しでは、避難指示解除準備区域に入ります。盛んに除染が行われていました。線量は県北地域とほぼ同等の値、町は、年間1ミリシーベルト以下を目標にして国に除染を要求しているとのこと。水田でゼオライト、塩カリをまいて好きこんでいる現場を見ました。
仮置き場は、安全性を重視して平坦な水田を活用していました。汚染水の浄化施設も設置されていましたが、稼働はこれから。選定した樹木などをチップにする減容化施設も同じ仮置き場内に設置されています。国直轄事業なので、施設だけは整備されている様子が良くわかりました。
広野町では、双葉郡町村長会会長も務める山田町長と懇談。とに角原発を止めてもらわないと、町民は安心して帰れない、帰らないのに賠償は打ち切るというのはおかしい。県内の原発10基全て廃炉という県の決定には従う、福島で再稼働はないでしょうとも述べました。