去年の12月に自宅の除染作業が行われ、今年4月にようやく除染後の線量測定が行われました。その際に雨樋受けの枡の中が除染されていなかったため、業者の測定でも15μシーベルトあったため、本日枡の除染作業が行われました。
コンクリートの枡の蓋の上は空間線量とほぼ同じ
朝一番で来てくれたので作業の様子を見ました。除染実施前でも枡のふたの上は、空間線量と変わりません。枡の中を私の線量計で測ってみると、7.4μシーベルト。水をくみ上げ、ヘドロを掻き出した後、タオルでごしごし拭き取っていました。
除染後の枡の中の線量は半分以下まで下がっています
一応これで除染作業は終了。そこで線量測定すると3.0μシーベルトと半分以下まで下がりました。コンクリートにへばりついた放射能はそれ以上落とすのはほぼ不可能に近く、あとは取り換えるしかないがそれはできないので辛い所ですと述べていました。
枡の中の除染など、高線量下での作業は国直轄でなくても出てきます。市町村の除染作業にも危険手当を付けるべきと求めてきましたが、自宅の作業を見ながら改めてその必要性を実感。作業員にもそのことを紹介しました。
除染作業員の国の労務単価基準がこれまでの一日11700円から、15000円にアップされました。そのことも紹介したら、作業員の皆さんは驚きと同時に、末端でいくら払ってくれるかですよねと話していました。