宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

25日は、生健会後援会の決起集会、午後はTPP反対の学習会、26日村山ブロックの事務所開き

 25日、午前中に生健康会後援会が、参院選に向けた決起集会を開催、参加して県政国政の報告をしました。生活保護世帯も少なくないので、保護費削減は死活問題との告発が続きました。ある方は、10%削減された生活費で試してみたが半月でとても生活できずに断念してしまいましたと報告。ある方は、全日本民医連が生活保護世帯の生活実態調査を行った報告を聞くと、自分も全く同じです。たまには飯坂の温泉に入りたいと思うが、電車賃を考えると諦めてしまうと話していました。人間らしい生活を保障するための生活保護が、救貧制度にすら届かない実態は深刻。その保護の捕捉率が僅かに20%しかなく、それ以下で生活している世帯が圧倒的に多い日本の政治の貧困こそ大問題なのです。

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 午後は、TPP反対の学習会。鈴木宣弘東大大学院教授が1時間半に亘って講演しました。講演に先立つ呼びかけ人代表挨拶で、菅野孝志JAふくしま新組合長があいさつし、TPP参加の本質は、アメリカ言いなりの日本を作ることだと厳しく批判、来月22日に福島市で1500人規模の集会を開く計画を明らかにしました。

鈴木教授は、政府のTPPに関連する各種審議会の委員なども務めてこられただけに、国の動きの裏側にも精通されていて、国はいかに国民に本質を知らせないでTPP参加までこぎつけるかしか考えていない。徹底した情報隠しをしていると告発。1%の人たちの利益にすらならないものを、なぜ全国民を犠牲にしなければならないのか、全く理屈が通らないと、アメリカの要求を既に丸呑みさせられた政府の態度は許されない。とに角国民上げた運動が急速に求められていると指摘しました。

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 夜は、参院選に向けた村山ブロックの事務所開きに参加。原発憲法も、TPPも、歴史問題もあらゆる問題で暴走する安倍内閣や、維新の会への批判も高まっていることが、こもごも語られました。文字通り自共激突の様相の参院選挙何としても勝ち抜こうと決意を固めあいました。ここには、小高から避難している元自民党の町議をされていた松本さんも参加され、激励の挨拶をいただきました。

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