宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

生健会と県視力障がい者協会が、福祉灯油実施を求め県に要望。原木しいたけ栽培農家が生産の継続のための補償をと請願

 灯油の高騰が続く中、低所得者が暖をとれない事態が起きていることから、2007年、2008年に実施された福祉灯油を県として実施してほしいと要望書を提出しました。対応した県の福祉課長は、現在情報収集していると回答するにとどまりました。

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 会津若松から参加した二瓶さんは、若松市議会が福祉灯油実施を求める陳情を採択したと述べて、市が実施に踏み切れないのは国、県の動向が明確でないからだと指摘。県が実施を決めれば全県に広がると実施を求めました。

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 郡山から参加した朽木さんは、仮設住宅からは寒くて眠れないとの声を受けて、毛布を集めて支援したことにも紹介。18リットル缶で5ないし10リットルと小刻みに買う人が増えていると述べ、まともに灯油も買えない低所得者の厳しい暮らしの現実も告発しました。 灯油代は、2007年当時の18リットル平均1670円よりも更に値上がりしていて、現在では国の調査でも1963円になっているということです。県民には冷たい県政の転換がこの点でも強く求められているのではないでしょうか。

 東石地区の原木しいたけ生産者が、生産を継続できるような補償を求める請願で党県議団と懇談しました。

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