通勤途中で飲酒運転の車に追突されむち打ち症となり、休みがちになった労働者が会社から不当な嫌がらせの上解雇された問題で県労働センターに相談。金属情報労働組合に加入し闘っていた北光金属の阿部さんの裁判で、会社側が裁判所の和解案を受け入れた為勝利集会が開かれました。
裁判で弁護を担当した倉持弁護士は、会社が労働者を訴える事例は悪質だが全国的にも増加していると指摘、企業側のモラルハザードを批判しました。勝利した阿部さんは挨拶で、「労働組合は暗闇の中の灯台に見えた」と支援した組合員や県労連に感謝の言葉を述べていました。
この企業は、福島県労働委員会が団体交渉に応じるよう和解案を出したことを不服として裁判を起こしており、間もなく判決が出されようとしています。
