宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島旧市内でつどい。最近の除染のやり方は酷くなっているとの指摘が。それでも除染を実施した割合は全体計画の30%にもなりません。

 福島市内で小集会。ヨーロッパ視察の話を聞きたいと開いた集いです。スイスもドイツも福島の原発事故から原発廃炉の政策を導き出していること、廃炉に向けた作業でも安全第一が貫かれていることを紹介。日本の政治とのあまりの違いに驚きの声も出ました。

 福島市除染の話題が出て、最近の除染のやり方が丁寧で亡くなっているとの話がありました。国直轄除染の問題は聞いていたものの、市のやり方までいい加減になっているとしたら問題なので、具体的な事例で是正を求めてほしいと話しました。国が早く終わらせようとするもとで、事業者の方もあいまいさが出てくる、住民の監視が大事になってきました。

 今日届いた市町村除染の7月末の住宅除染実施戸数は、129062戸、除染せず調査にて終了とされたのが、16368戸、併せて145430戸、全体計画432501戸の33.6%ですが、実際に除染を実施した割合は29.8%に留まっています。

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