宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

全国的な会議が福島に集中。各県原水協の皆さんが仮設の避難者と懇談し同席しました。生健会の全国会議に参加した中国地方のみなさんに福島の現状を報告

 民主団体の会議が福島県で集中して行われ、会議終了後に懇談する機会がありました。各県の原水協の役員が佐原の仮設住宅集会所で、浪江の避難者と懇談。原発事故から3年半が過ぎた今になって、我慢がげんかいになって、少しの事でもイライラする、国が勝手に自分の財産の価値を決めてこれで我慢しろと言われても納得できないなど率直な意見が出されました。原発で働いていたという仮設の自治会長さんは、こんな事故が起きたのは安全対策がなおざりにされてきたからだと国と東電を厳しく批判していました。

 原水協の皆さんが戻られた後更に1時間ほど懇談する中で、福島市内の森合仮設に住む方から、福島市仮設住宅の真ん前に仮置き場を設置したが風向きで臭いが酷い時があること、税務署の通りのプラタナスの虫が部屋に入ってくるなどの苦情も出されました。仮置き場が設置されるに当たっては、決まってから報告されただけ。自分たちはお世話になっている立場なので何も言えなかったと話しています。この仮置き場が今では囲いの上までトンバッグが積み上げられているとのことで、その為に臭気も強くなったのではないかと言います。

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