宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

みんなで新しい県政をつくる会が、県知事選挙で熊坂義裕氏の支援を表明。原賠審の能見会長が精神的賠償の打ち切りの見直しに言及。

 みんなで新しい県政をつくる会は今日記者会見で、今回の県知事選挙に当たり、熊坂義裕氏を自主的に支援することを表明しました。つくる会は昨日幹事会を開き熊坂氏の支援を全会一致で決定したことを踏まえ本日記者会見したものです。

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 原発事故被災地の福島にとって、福島を切り捨て全国の再稼働を推進する安倍政権に明確に対峙できる県政をつくることが今回の知事選挙の最大の焦点です。熊坂氏は、県内原発はもちろん、国内の原発再稼働に反対を掲げており、県民の願いを実現する県知事に最もふさわしい候補者と判断しました。

 原賠審の能見会長が、避難地域の避難指示解除から1年で精神的賠償を終了するとした指針の見直しの必要性について、検討する旨の発言を行いました。

 この問題は共産党が一貫して見直しを求めてきた事項でようやく審査会としても検討を言わざるを得なくなったものです。既に2年前に賠償が打ち切られた川内村広野町などの旧緊急時避難準備区域が、今なお帰還した住民が半数にも満たない状況があることなど、避難者の生活実態を踏まえた対策こそ求められているのです。