宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

11月6日投票の南相馬市議選を前に演説会。市民の立場で国と東電にモノが言える共産党の渡部寛一、荒木ちえ子の現有議席を必ず。仮設の要望も寄せられました。

 30日夜、南相馬市共産党演説会で訴え。11月6日告示、16日投票の南相馬市議選を前に開かれたものです。

 荒木ちえ子市議は、市内の病院や福祉施設の職員不足で7割程度しか受け入れできない現状について、職員の処遇改善を求めると決意を述べ、保育所の保育料を今年から2年間無料にした実績を踏まえて、定員いっぱい受け入れられるようにしたいと述べました。

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 渡部寛一市議は、震災と原発事故から3年半、議会特別委員会の委員長となり市民の生活物資確保から避難対策、原発事故への対策と無我夢中で走ってきたが、除染の実施、完全賠償と課題は山積している。これからも市民のために全力で頑張る決意を表明。

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 最後に私が訴えを行い、 県知事選挙の結果について、安倍政権の暴走に立ち向かう共産党の役割、韓国国会議員との超党派の交流会議で志位委員長が特別指名を受けて発言したことなど、日本共産党の国際活動で果たしている役割等を紹介しながら、共産党議席獲得へ支持を訴えました。

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 演説会が終了した帰りに呼び止められて要望が出されました。それは、仮説を退去する時にカーテンとかガスコンロとかクーラーなどの設備は取り外さないこととされているが、持っていけるようにしてほしいということです。この問題は他からも出されており、県にも伝えてきたところですが、避難者が他県に多く避難しているため戻る人たちのために仮設を確保しておく必要があるため、日赤から支給された6品目以外の持ち出しは認めていないのです。宮城県ではこれを認めています。避難者が帰還して仮設に入居したという事例は稀。新たな生活に踏み出す人たちを支援する立場で再検討が必要ではないでしょうか。