宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

一般質問、被災者に寄り添い人間の復興を進める県政に。

 内堀知事に対する初めての質問でした。県民一人ひとりに寄り添った復興支援を基本にすべきではないかと質したのに対して、知事は、県が何のためにあるか、県民を支援するための機関としてその役割が発揮できるよう取り組みたいと述べました。

 被災者の生活再建が進まない状況を踏まえ、住まいの再建支援を県独自にも行うべきと求めましたが、空家リフォーム助成があると述べるだけで自力再建への独自助成について踏み込んだ答弁はありません。避難解除された地域の避難者への生活支援については、国に求めているとはいうものの、生活費の支援には言及しませんでした。

 賠償も損対協の全体会で賠償の実態と課題を共有すべきと求めましたが、検討するとの答弁でいつ開くかは明らかになりません。精神的損害賠償は、個別の実情の判断は実際には困難なことから、全体を視野に入れた賠償を求めるべきだと指摘しました。

 今年2月の大雪による農業被害について、まだ助成金が届かないとの農家の声を示し早期支払いを求めたのに対して、11月に最終の交付決定されているので間もなく農家に交付される見込みと答えました。

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