パナソニック福島工場で300人の労働者の遠隔配転、派遣会社への移籍、退職のいずれかを選択させる無情な正規切りが進められていますが、事業再編とは正規の労働者を派遣に置き換えるための言い訳であると思われる実態が明らかになりつつあります。今日、大阪でこの問題を取材しているマスコミ関係者とお会いし、話を聞きました。全国どこでも同じ手法で実質首切りが行われていると言います。
パナソニック福島は、既に10年前から限定正社員制を実施しており、遠隔地の配転に応じられなければ、一律基本給15%カットされていたことが分かりました。
福島工場の下請け関連企業も福島市内だけでなく県北地区にたくさんあり、そこに働く従業員を含めると、甚大な影響が予測されるだけに、大企業の身勝手を許さない地域ぐるみの闘いが重要になっていることを改めて実感させられました。