宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

医療機器安全評価センター建設用地、企業立地補助金を受けた企業を視察

 商労文教常任委員会が現地調査。郡山に建設予定の医療機器安全評価センター建設予定地は造成工事中。奥羽大学や富岡町、川内村等の仮設住宅がある富田町です。隣接地に元畜産試験場の養鶏場があり、川俣シャモを飼っていました。動物実験場も併設され、100豚の実験用豚を飼う予定。それだけの施設を備えた評価センターは、世界的にも稀らしい。

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 企業立地補助金で会社を再建した大熊町から避難した共同印刷と、郡山に本社があり全国的にジュースカフェを展開する青木商店を視察。

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共同印刷社長は、震災前に60人いた社員にメールを送り続け、市火災翌年半数の社員が結集して事業を再開。立地補助金は天の恵みだったと述べていました。

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青木商店は、立地補助金を使い全国にジュースやお菓子の原材料を加工して供給する工場を建設。従業員不足で困っていると話すほど。福島の果物を利用することで、お客さんから子どもを殺す気かと言われることもあり、風評被害は今も継続していると言います。

 地元の企業がこの補助金を活用し、雇用を拡大していることは心強く感じてきました。