宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

演説会の案内で市内の8団体を訪問。市社協では介護保険事業の変更による要支援高齢者のための市の事業がどうなるのか全く分からないと不安の声が

 19日は、演説会の案内で福島市の団体を回りました。市社協の事務局長と懇談する中で出されたのは、福島市が2017年度から実施する予定の要支援高齢者向けの総合事業がどのような内容になるのかいまだに何の情報もないことへの不安の声でした。ボランティアによるサービスに置き換えられれば、これまでの事業者はつぶれるところも出てくるのではないかと危惧されること、専門職の支援があって在宅での生活ができていたのが、これまで通りの支援が無くなることで在宅生活ができなくなれば、むしろ介護に要するお金が増えるのではないかなどの意見も寄せられました。

 伊達市は今年度から新事業に移行していますが、市はこれまで通りで変わらないと説明しているようです。利用者の立場からの検証が必要です。

 渡利の復興を考える会の阿部会長のお店にも伺いました。この間のADRへの申し立てに参加を申し込んだ住民は約3400人。今月23日の弁護士との打ち合わせ会で申し込みを一旦打ち切り、日の人数で申し立てを行う方針です。阿部会長は、これだけの住民が参加したことの意義は大きいと述べ、渡利住民のこの4年間の苦しみや怒りをどう受け止められるのか注目したいと話しています。