今日から代表質問が始まり、共産党から宮川議員が質問に立ちました。今度の議会で最大の問題となっている戦争法案、福島切捨てと批判されている福島復興指針改定について、県の姿勢を問いました。知事はこの2問に、戦争法案は国会において慎重に十分審議されるべきものと答えるにとどまり、自らの見解は示しません。
また、改定された福島復興指針についても、国の復興に取り組む姿勢が示されたと評価したと取れる答弁です。6.7の県損対協全体会で示された参加団体の意思は、政権与党の提言は納得できない、賠償の終期を言える状況ではないというのが共通した認識だったはずです。昨日訪問した経済団体から出された意見も、国の指針には納得できないとするものでした。会長である知事がこの立場で国と東電に責任を求めていくことが県民要求にこたえる道です。
いわきから傍聴に来た人たちからも、県はどっち向いているのか、もっと県民に寄り添ってほしいとの声が出されました。