20日、福島市とJA新福島主催の農始祭が開かれました。始めに市農業賞の授賞式があり、松川の稲作農家りの尾形さんご夫妻、野田の果樹栽培の楠さんご夫妻の2組のご夫婦が受賞しました。
3月には農協合併で新しい福島未来農協が発足します。参加者の方々と懇談する中で、大きくなれば良いというものではなく、むしろ個別農家への指導が弱まることが心配だとの声も聴かれました。
また、福大、桜の聖母短大、JĀ職員による発表もあり、若い人たちが福島の農儀容再建に真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。
地元の食材を使った様々な製品開発も進められており、リンゴのお菓子がどれもおいしかったです。桜の聖母短大生が開発したリンゴとゴーヤをいれたマドレーヌも振る舞われましたが、大波の女性部がゴーヤを栽培していることは知らなかったようで、その場で大波の方を紹介しました。
原発事故で汚染された県内の農地の再生のためにも、農業の研究機関が必要であり、福大に農学部設置と福島市への誘致を進めるための期成同盟会を設置することがこの場で確認されました。この日は福大の農儀容研究第一人者の小山良太教授も参加されており挨拶を交わしました。