宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市岡島地区の山林を伐採して大規模ソーラー発電計画。住民からは土砂災害の心配が

 13日、小熊市議から福島市内岡島地区で山林を大規模に伐採してソーラー発電計画が進行しており、住民から土砂災害の不安があるので見て欲しいとの連絡があり、夕方小熊市会議員とともに現地を視察しました。行ってみてその規模の大きさに驚きました。既に岡部工業団地の向山一帯の木が伐採され地ならしが進行中。確かに大雨が来たら土砂流出の危険があるのではないかと思われます。

 地元の東部支所で話を伺うと、住民から支所に何らかの話は来ているようだとのことですが、詳細を把握しているものが不在とのことで、詳しい話は聞けませんでした。

 許可を出した県から経過を聞くと、東京の事業者だが資本は香港。24haの全体面積のうちソーラセー設備は16haに設置し、14メガワットの発電を計画。

 2014年に森林法に基づいた指導が行われ、林地の開発許可が出ており、災害防止対策も講じられているとのこと。事前の住民説明会も開かれたとのことですが、山肌が剥き出しになった状態を想像できなかった住民も少なくないはずで、県は住民の不安の声があることが分かったので、業者に改めて説明会を開くよう要請したいと述べました。

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