宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

8日、福島市内の浪江町向け仮設と復興住宅を馬場町議とともに宣伝。今村復興大臣は柘植は政府の本音と批判。どこでも頑張れの声援が

 8日、浪江町町議選を間近にして福島市内の仮設住宅と復興公営住宅を馬場績町議とともに一巡しました。200戸近く入っていた仮設住宅の入居者は随分減少し30から40戸程度。街頭から演説するとどこでも浪江の方々が外に出てきて対話になり、頑張ってほしいと期待が寄せられました。3月末で帰還困難区域を除き避難指示解除されたものの、上水道が点検され使用可能となったのは709戸とのこと。準備宿泊の登録をしたのが806世帯。はたしてどれだけの人が戻れるのか分かりません。

 飯坂町の復興住宅に入居された方から話を聴くと、桜のそばで気持ちがいい、住み心地はとてもいいですと話してくれてホッとしました。

 しかし、故郷への思いが立ちきれないことは当然であり、避難を継続せざるを得ない住民に寄り添った政治が国政、県政、町政に求められています。その中で、今村復興大臣の暴言が被災県民の怒りを買っており、馬場町議も語気を強めて避難解除すればあとは戻るか否かは個人責任にされてしまうと批判。しかしこれが事故も被害も終わったことにしたい安倍政権の本音。収束作業の困難さ、複雑多様化する被害の実相が明らかになれば、切り捨て政治の異常もあぶりだされくる、そのせめぎ合いが続きます。

 

 

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