宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

21日、福島市長と市内選出県議との懇談会。市長からは中核都市移行に協力依頼。耐震不測の公会堂は今年度で閉鎖の方針。

 21日、毎年恒例の福島市長と市内選出県議との懇談会が朝食を囲み行われました。小林市長からは、中核市移行に向けて県議会に同意を求める議案が出ているので是非協力いただきたいとの要請がありました。市長は、中核市になれば、中枢都市圏を構成し広域連携がしやすくなると述べ、宮城県白石市まで範囲を広げてアプローチし好意的な感触を得ていると報告。隣の二本松市は慎重姿勢の模様で自治体間には温度差があります。

 また、公会堂、図書館、市民会館が建設から50ないし60年近く経過、公共施設が老朽化と耐震不足で建て替えが必要になっており、公会堂は今年度で閉鎖したいと述べました。学校耐震化ワースト1の打開、学校のトイレ洋式化の遅れを数年で改善したいと述べました。

 私からは、原発事故から6年3か月が経過、商工業者の賠償一括払いの該当期間が間もなく終了するが、まともに払われていない現状があるので、市として実態を調査してほしいと要請。市長は探ってみたいと回答。入湯税は確実に下がっていると述べました。中核市移行については意見が異なると述べて、保険所機能整備は新たな市民負担となりね市の負担が増えるのではないかというと、市長はそこはその通りだが、中核市移行で財政赤字になった市は聞いたことが無いと反論。

 民進の高橋議員からは、伊達のイオン誘致運動に関して、県の商業まちづくり条例が本当に地元商業者を守れた来たのか検証すべき、他県に大きなイオンが設置されお客が奪われている、県北都市計画も見直しすべきとの議論をしていると述べました。市長は、伊達市から反対してくれなければ進めるとの話があり、市内商工団体の意向を踏まえて反対の立場を取ったと述べました。

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