宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

2日、渡利地区敬老会、午後は第三学区後援会の議会報告と介護問題学習会。

 2日、渡利地区敬老会に出席、ここには小林市長が出席して米寿の代表に祝い金を贈呈。今年から喜寿の祝い金は廃止され記念品も無くなってしまいました。参加者は3百数十人と去年よりも少ない気がしました。渡利地区の100歳以上の方は7人、福島市内では100人を超します。町内のご夫婦から記念品をもらってきてほしいと頼まれ届けました。夫は長期入院で奥様は病気がちでも一人留守を守ってがんばっていますが、不安は大きい話します。高齢者が安心して生きられる政治をと決意を新たにしました。米寿を代表し謝辞を述べたのは、長年町内会長を務められた丹治義勝さん。いつまでもお元気で。

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 午後は、福島市第三学区後援会主催の議会報告と介護保険学習会に参加。

介護保険について講義したのは福島市飯野町にある山並みステーション所長の熊田さん。介護保険が改悪され今年から要支援1、2のサービスが市町村の総合事業に移行しました。実際には従来通りのサービス提供も認められているため、県内殆どの市町村はこれまで通りの事業を行っています。同時に町内会や老人会、NPO等によるボランティア事業への置き換えに向けた取り組みもも始まっているようで、いわき市は今年から15時間研修を受ければ、総合事業に係われる制度を立ち上げ研修を始めたものの、研修希望者は僅か5人しか集まらず、このような人材を活用したいと希望する事業所は一つもなかったと報告されています。

 介護の専門職が係わるからこそ介護度が悪化せずに日常生活を遅れている高齢者が圧倒的です。介護保険事業費圧縮のために無理に介護保険事業から卒業させるようなやり方は、介護保険の理念からも逸脱します。

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