宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

阿部裕美子議員が代表質問。生業裁判の判決に県は一切触れない答弁に終始。

 阿部裕美子県議が代表質問を行いました。10月に出された生業裁判福島地裁判決を活用した県の取り組みについて質しましたが、知事をはじめ部局長の答弁は、生業判決には一切触れずじまい。再質問にようやく係争中なのでコメントできないとしつつ、国、東電には事故の責任を果たしてもらいたいと述べました。ここでいうところの責任とは何を指すのでしようか。判決で断罪されたのは国と東電の法的責任です。一般的な社会的道義的責任ではないのです。そこをあいまいにしたまま責任を求めると言っても、責任追及自体が中途半端にならざるを得ません。

 すべての県民が被災者、被害者と口では言っても本気で被災者救済に取り組もうとする意志が無いことを露呈したものではないでしょうか。

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