宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県民健康調査巡る議会常任委員会審査を傍聴。甲状腺検査で治療を受けたケースのその後は診療情報の理由で把握せず

 県民健康調査を議論した福祉公安委員会の審査を傍聴。古市議員が、甲状腺がんで治療を受けた患者のその後の経過について県は把握しているのかの問いに、診療情報なので個別の把握はしていないと答弁。手術後の再発の報告もあるがこれも診療情報なので県としては把握していないと答えたのです。甲状腺がんは進行が遅く殆ど命の危険はないとされてきただけに、再発の事例報告に県民は神経をとがらせています。医大において研究中でいずれ報告が来るものとの認識です。県がこの問題を個別の診療上のこととして把握すらしようとすらしないのでは県民の不安には答えられないのではないでしょうか。