宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

生活環境部審査。中間貯蔵施設用地費補填に県が16億円追加。

 生環部の補正予算は16億円の中間貯蔵施設用地費補助の追加です。既に県は150億円を計上しており今回の追加で166億円に。これでほぼ100%の用地確保は可能と答弁。これは本来国が事故前の価格で取得すべきもので、県が補助すべきものではありません。ならば、東電に賠償請求すべきと指摘しましたが、その考えもなく国の責任は免罪されたままです。

 高齢者の運転事故が後を絶たず、免許証返上に代わる足の確保対策が必要と指摘。福島市が実施し二本松市もこれから実施予定の高齢者向け無料パスは、バス利用者を増やし路線維持にも有効であること、元気高齢者をつくる福祉と健康の側面からも有効だと考えらるので、全県に普及する県の取り組みを求めました。 

 中間貯蔵施設への除去土壌の搬入量は、180万㎥の計画に対し46万㎥の到達と報告。来年度は400万㎥を計画しており、確実に実行できるのか疑問がある。年度後半に集中することによる交通安全対策などに万全を期すよう求めました。