宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

内堀知事が選挙公約を発表。県民に向けていう言葉は「ありがとう」?

 4日、内堀知事が選挙公約を発表しました。真っ先に書かれているのは「ありがとう」の言葉。確か前回の選挙も同じだったような気がする。誰に対してありがとうなのでしょう。

 大震災と原発事故から7年半、事故前の平穏な暮らしが突然奪われた悔しさ、苦しさは、消えるどころか益々増幅されているのではないでしょうか。その県民に向かってありがとうと思えとでも言いたいのか。自分が好きな言葉を述べるのは勝手です。しかし、今県民が置かれている厳しい状況に対してありがとうはないのでは。

 2日の総括質問で、県民の気持ちをどう受け止めているのか質問したばかりなのに、言葉に表せない苦しみを負ったとの答弁は口先だけということか。