宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

知事が2期目就任の職員訓示でシンカと協働と。県は県民の声に耳を傾けよ。

 12日、内堀知事は二期目の就任で職員に訓示し、「シンカ」と「協働」が今期のキーワードと述べました。危機意識を持って日々の仕事を進化させることは当然ですが、協働は誰と協働するかが問題。5日に記者の質問に答えたところでは、福島の復興民だけではなし得ないとして、県外や海外から福島を支援する人々と協働することが重要だと述べました。安倍政権言いなりにではなく、一番共同すべきは福島県民ではないでしようか。復興についても、県内に避難解除されない帰還困難区域が残っている事が課題と述べていますが、帰還困難区域が避難解除されても復興の課題が消えるわけではありません。ここにも県民の苦難に寄り添う姿勢が見えません。県民の苦難にしっかり耳を傾け、寄り添う県政こそ求められています。