宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

7日、福島労働局長を講師に、県内の雇用情勢と課題の議員勉強会。

 毎議会ごとに開催する議員勉強会。今回は福島労働局長の森戸和美氏を講師に、県内の雇用を巡る情勢について講演と質問に対する回答がありました。今年10月の有効求人倍率は1.50で雇用は緩やかな改善が続いている。正規社員の有効求人倍率も5か月連続1を超え10月は1.12倍。求人の半数は正規雇用の求人だと説明。特に建設業では8割以上で、正規社員でなければ人が集まらなくなっていると言います。4万人の求人に対し、1.6万人の求職者という状況です。

 若者の県内留保率は74.8%、特に会津で低いと指摘。若者の労働相談では、止めたいのにやめさせてもらえないと言うのが多いと言います。外国人労働者を巡る問題では、福島労働局への相談は1件もないと答えました。県労連の労働センターにはこれまでに相談が寄せられていましたが、国の機関は敷居が高いという事なのでしょうか。除染事業に外国人労働者を働かせていた問題では、マスコミ報道された2件だけだと報告しました。