宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

8日、県都市計画課と国の都市計画の方向について説明を受け懇談

 伊達市のイオン出店計画に対して、国土交通省は人口減少時代のまちづくりについて、コンパクト&ネットワークの考え方を学習するため、内容について県の都市計画課長から説明を受け懇談しました。国は人口減少の下では基本的には市街化区域の拡大は行わず、市街化区域の中で更に住宅や公共施設、医療、文化施設、商業施設等の都市機能を集約する区域を指定することを誘導する方針です。

 伊達市のイオンは市街化調整区域に計画されており、市街化区域は拡大しないとの方針から外れます。それでも伊達市が地区計画を策定し市の都市計画審議会で認められれば、市が低下区域への編入に向けて動き出すことになります。この段階でも周辺市町村の意見を聞くこととされているので、県北地域全体の問題として世論化すれば、簡単には通せなくなる可能性はあります。

 東北最大規模のイオンとなれば、福島市への影響は避けられず、イオン同士の競合で福島が閉店されることもあり得ます。大型店の思惑で、地域のまちづくりがガラガラと変えられるのに、県が単純に手を貸していいのか、県の姿勢が問われます。

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