宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

20日、企画調整部審査。新たな国際研究教育拠点整備は見直しを。

 20日の企画調整部審査では、イノべ構想に係わり、国際研究教育拠点の整備について、有識者会議の中間まとめが出たが、これから新たな研究教育拠点を作って研究すべき分野の一番大きな課題は廃炉にかかわる分野ではないかと指摘。これまで原発にかかわる人材育成は原発推進のためだったが、これからは安全確実な廃炉を進めるための研究教育が求められる。そのためには新たな教育機関を整備すると言うよりも、今までの教育機関を利用して進めるのが現実的だと提起しました。

 11月時点の避難区域の居住率が27.8%に留まっており、帰還を希望する避難者が何を求めているのか、丁寧な聞き取りを行い復興せ策に活かす取り組みこそ必要ではないかと指摘しました。

 また、気候変動、温暖化対策に係わり、IGCC型とはいえ石炭火発は見直すべきと指摘、そうすれば小名浜東港整備も必要なくなることになるとして、火発における燃料転換も検討すべきと求めました。