宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

14日、中合福島店閉店で、テナントと懇談。この時期の新たな店舗再開は困難。

 14日、大橋県議とともに中合のテナントから話を伺い懇談しました。このテナントは今年8月まで契約しており、中合閉鎖とともに店も閉じる考えだと。去年10月からの消費税率10%への引き上げが客の低迷に影響していたところに、台風被害が加わり、今年何とか挽回しようとしていたところでコロナが襲った。売り上げは3月以降20%まで落ち込んだ。中合の閉店により今までの馴染みの客がどっと押し寄せ今は賑わっている。

 持続化給付金は2週間前に申請したが、入金は未確認。早く振り込んでくれないとどうにもならない。従業員にボーナスは出せない。国は家賃補助するというが、家賃ではなく売り上げな対するテナント料を支払うので、それも対象にならないと話します。

 中合閉鎖については、市役所から賃貸物件紹介等の案内チラシが来ていたが、別のところで再開する力も意欲もない。10数人の従業員がいるが、多くは60歳代なので、再就職の斡旋はしない。これから新しい所で店舗を再開できる事業者は多くはないと思うと言います。

 東日本大震災時の借金を今も返済しているから、新たな借金はもうできない。こんな話は誰にもできない。これからのことを考えると夜も眠れなくなるが、深刻に考えないように強いるんだと。

 多くのテナントは同じ悩みを抱えながら、間もなくの閉店を迎えようとしていると思われます。