宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県内でもコロナ関連解雇雇止めが千人越えの見込み。

 2日報道では、コロナ関連の解雇雇止めが全国で5万人を超えましたが、県内では千人を超える見込みです。景気が悪化すると真っ先に雇止めされるのは派遣や非正規雇用の労働者。雇用の分野でも貧困と格差の拡大、最も弱い立場の不安定労働者にしわ寄せがきています。2000年初めのリーマンショック時を思い出しました。雇用破壊の嵐が吹き荒れ、派遣切りされた労働者が路頭に迷いホームレスになる人が続出、福島県は派遣切りが最も多い県となったのです。外から大企業を呼び込み地域経済を活性化させる手法を採ってきた本県が、景気悪化で一気に弱い県になってしまったのです。   コロナ禍の下で、地元企業が事業継続し雇用を守れるよう中小業者への直接支援が大事です。