宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

4日、自民党の代表質問、高校統廃合で宿舎と交通費助成を表明

 4日から代表質問が始まり、自民党の南会津高校の統廃合もんだいの質問に対し、宿舎の設置、交通費の助成を行う方針を初めて明らかにしました。これらの措置は統廃合のために必要となるもので、高校が存続すれば必要のないものです。高校生や保護者ににとっても負担が大きく、地域の疲弊を招く点でも問題ばかり。対策を取れば高校をなくしてもいいと言うものでは決してありません。

 また、県内18高校で、大学進学の学部に対応し医学、保健・医療、教員養成、福祉の4つのコースを設定する方針も示されました。具体的には、医学コースは福島高校など4校に設けるとしています。中学卒業の時点から既に将来の職業を決めて高校のコースを選択することになるため、生徒に戸惑いが生じるのではないでしょうか。