宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島市内の2つの病院で院内感染、西武病はで31人で県内最大のクラスターに。急ぎ検査の拡大を

 20日、福島市と医師会は合同記者会見を行い、福島日赤病院と西部病院2つの病院で院内感染が発生、西部病院では県内最大となる31人のクラスターとなっていること、市内の感染拡大等を踏まえて、不要不急の外出の自粛を呼びかける緊急警報を発令しました。この間の市内の感染者急増を見れば、遅きに失した感は否めません。今後どこでクラスタが起きてもおかしくなく、リスクの高い医療機関介護施設、幼児施設などで一気に面的検査を行い、感染拡大を抑制する必要があります。県もこの事態を受けて、福島市や西部病院等に職員を派遣し対応していますが、社会的検査の実施方針は県も市も打ち出していません。

 市民の間にも不安が広がっており、子どもたちを心配する保護者から私の元にも冬休みを前倒ししてほしいなどの要望が寄せられています。GoToキャンペーンを継続してきた国の施策が、危機感を希薄にしていることは否めません。年末に向けて、一層緊張感を持った行動が必要です。

22日につくる会として県に社会的検査の拡大、トレーサーの配置等を求める緊急申し入れを行うことにしました。