宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

コロナ感染拡大で、県の確保病床348は間もなく満床が懸念

 県内のコロナ感染者の拡大は歯止めがかからず、既に入院者数は310人となり県が即応対応病床を260から348に増やしたばかりですが、その348床も今のペースで感染者が増加すれば、たちまち満床になると見込まれます。これまで福島県はコロナ感染者は原則入院で対応するとしてきたため、病床使用率が高くなるという側面はありますが、今の感染拡大のスピードがはるかに速く、医療現場での対応が困難になりつつあるのです。

 これまでコロナ感染者の入院を受け入れてこなかった医療機関でも受け入れを要請せざるを得なくなるのは時間の問題。県民の命と健康を守るためのギリギリの選択を各医療機関が迫られることになるため、政治が命を守ることと医療機関の経営を守ることを両立できる仕組みを緊急に構築すべきです。