宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

19日、県衛生研究所所長と懇談。変異株検査体制の確立を

 19日、県の衛生研究所所長、副所長と懇談。県内の変異株検査を一手に引き受けているのが衛生研究所です。今年から始まった変異株検査は300件になったそうですが、新たな変異株の確認は未だないとのこと。衛生研究所で検査できるのは変異株かどうかを見分けるまで。その先どのタイプの変異株なのかのゲノム解析国立感染症研究所に送って検査してもらいます。変異株かどうかの検査までは中核市郡山市で実施、福島、いわきでも実施予定です。

 県の衛生研究所でもゲノム解析器械を今年3月に購入、職員が国立感染症研究所で研修し準備が始まっているとのことです。要求される業務は増加しますが人員増は進まず、やりくりは大変と。

 そもそも県衛生研究所は研究機関であり、日常的な基礎研究を行うにふさわしい体制が必要。コロナ禍で注目が高まった今こそ体制拡充のチャンスです。

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