県内の5月のコロナ新規感染者は18日時点で922人となり、これまで1か月最大だった4月の888人を大きく超え拡大し続けています。病院への入院治療を前提としてきた本県の対応が病床が間に合わなくなり、自宅や宿泊療養施設での療養者が増加しており、変異株がほぼ100%と言われる下では重症化の急変が懸念されます。
県は国に蔓延防止等特別措置の指定を水面下で求め事前協議をおこなってきましたが、国の対応は鈍く未だに指定に至っていません。県民から見れば県が求めていないのどはないかとも受け止めらる状況ですが、全てをオープンにして県民に注意を喚起しつつ国に有効な対策を求めるという両面の対策が必要だったのに、国とは内々に協議する態度を取ってきたことが裏目に出たと言うことではないでしょうか。