宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

17日、県政つくる会がオリ・パラ中止を求める申し入れ

 17日、みんなで新しい県政をつくる会は、県にオリ・パラの中止を求める申し入れを行いました。内田オリパラ推進室長が対応しました。斉藤富春代表委員は、オリンピック実施で人流が増え感染拡大のリスクが高まり、死亡者の増につながりかねない。医療逼迫を招く可能性がある。地域経済の疲弊に拍車をかけることを理由に、中止を国に求めるとともに、県が実施するパブリックビューイングも中止を求めました。県主催のパブリックビューイングについては、検討中とのこと。

 福島市のあづま球場で行われるソフトと野球の子どもたちの試合観戦は、学校の授業の一環として実施するものですが、保護者には知らされていないと言います。あづま球場のキャパシティーは1万4千人だが、実施する場合に何人の観客が入れるのかは未定。その際に、子どもだけは優先的に入れるようなことはすべきでないと求めました。

 高校の組合からは、高校生のボランティアは何人かとの問いに、県内1143人の都市ボランティアの中で、10代は64人で6%と回答。試合のために県外からどれだけの人が来県するのかは不明だが、選手と関係者は1チーム30から40人と見込まれており、福島市内に宿泊する見込み。しかし、選手関連は組織委員会が把握しているので、詳しい状況は分からないとのこと。地元県が分からないことが余りに多すぎます。

 医療関係者からは、今でも感染拡大防止に神経をすり減らしながら対応しているのが実情だ。感染を拡大させないためにも中止すべきと求めました。

 話し合いを通じて、全体的に無責任状態で開催されようとしている感が拭えず、知事の責任も問われることになると指摘、改めて中止を強く求めました。

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